11月17日、はるばる海を超えてお客様が来ました。イギリスの蒸機ファン・ジョンレイビーさん率いる愛好家グループ「ラインサイディング・クラブ (Linesiding Club)」の皆様です。
レイビーさんは長年にわたり世界各国の鉄道を訪ね歩き、記録してきた "筋金入りの" 鉄道ファンです。イギリスやヨーロッパ圏のみならず、訪れた国は中国やインドネシアなどアジア圏にも及んでいます。
今回ラインサイディング・クラブの一行は11月前半から日本旅行で国内各地の鉄道を巡り、その最後の目的地としてまきば線を訪れました。イギリスやオーストラリアなど4カ国17人。わざわざ海外からの来訪、しかもツアーの最終訪問地とあって羅須地人たちも気合いが入ります。
事前にいただいたリクエスト「世界でもここにしかない楠木製作所の機関車を見たいですね〜」「ポーターレプリカがあるとか」「自作蒸機に3シリンダーもあるんですか!」をもとに、当日は3号機・7号機・9号機・11号機に火が入りました。(コメントは英語から日本語にホンヤクしていますのであしからず、、、)
フォトランのほか、客車内での昼食、サイクルトロッコ「どこでも沼1号」の足こぎも体験していただきました。日本の軽便鉄道に皆さん大喜び!
(リンカンシャイアー海岸軽便鉄道のFacebookページより)
またレイビーさんはイングランド東部の海岸近くにある保存鉄道「リンカンシャイアー海岸軽便鉄道(Lincolnshire Coast Light Railway)」でも活動されています。今回、私たち羅須地人鉄道協会と「友好関係を結びましょう」とカードを持ってきてくださりました。(LCLRのFacebookページはこちら)
リンカンシャイアー鉄道は1960年に英ハンバーストンで活動を開始、鉄道ファンがイチから線路を敷いたという保存鉄道のパイオニアです。現在は場所を移し、スケッグネスの公園でC型蒸機やDLを走らせています。(その歴史に羅須と共通点が多くて驚いています!)是非、姉妹鉄道としてよろしくお願いします!
運行担当以外の羅須メンバーもツアーの一行と共に線路脇で三脚を並べ、国際交流。メンバーのT橋さんも「保存鉄道の本場・イギリスのクラブに認知してもらえて、本当に嬉しい」と笑顔でした。「羅須も世界に認知されるようになったかなぁ」
ちなみに運転終了後に機関車の人気投票をしたところ、1位はなんと11号機マフポッター。製作者のT代表幹事はワッハッハ!と大喜びでした。
ラインサイディングクラブの皆様はこの翌日、成田空港から飛行機に乗り、帰国の途に就きました。今度は私たちがイギリスを訪ねる番ですね。またお会いしましょう!
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