あけましておめでとうございます。2025年、今年も羅須地人鉄道協会とまきば線をよろしくお願いします🎍
2024年12月15日、一昨年の「まきば線まつり」に引き続き「まきば線まつりミニ 〜今回の主役は "内燃機" 〜」が開催されました。
前回は羅須の保有する蒸気機関車全てに火を入れた蒸機が中心の“まつり”でしたが、その脇役となったディーゼル機関車たちも実はとても貴重な車両です。今回はそんなディーゼル機関車など内燃機にスポットライトをあてたイベントとなりました。
12時、手漕ぎトロッコが「まきば線まつりミニ始まるよ!」というプラカードを下げて1周し、スタート。最初のパレードでは火が入り自走する12号機インジャン・ジョーの姿が!(あれっ、ディーゼルだけじゃなかったの???)
かねてより若手メンバーの手でレストアされてきたインジャンはこの日蒸気走行のレストア後初お披露目となりました。
そして元 立山砂防工事用軌道の酒井製作所製102号機、103号機、加藤製作所製5号機、元 立山砂防のモーターカーと続き、内燃機たちの晴れ舞台となりました。
パレード後はいろんな編成がまきば線を周回。元 井笠鉄道のホハ5や、頸城鉄道ラキ1の姿もありました! 頸城ラキ1はエアシリンダーが復活し、前回は停車して手動で開閉していたウイングが走行中にバッサバサ!
そしてもちろんそれらを牽いたり推したりするのも内燃機。
モーターカーは今回のために再塗装されました。塗装整備をしたのはKさん。会の中でも特に軽便の内燃機が大好きなメンバーです。「この顔立ち、小ぢんまりした感じ、いゃあいいですねぇ〜」とニッコニコです。
「モーターカーは普段は主役ではないかもしれませんが、実は"名脇役"だと思うんですよ!」
そして後半には今回の特別イベント、メンバーによる「ナベトロ砕石散布実演」です。砕石がいっぱいに積まれたなべトロが5号機に牽引されウエストラインに入線。実際に保線の時と同じく、線路の路肩に砕石が撒かれました。
実演を指揮したのは元プロ保線マンのK田さん。保線用の綱付きスコップや、砕石をかき出す「ガンヅメ」などを手に「今回は一般ご家庭にもある道具で保線をやります。皆様是非お家でお試しくださ〜い」と冗談たっぷり。皆さんもおうちでやってみてくださいね❓
最後にパレードが2周行われ、イベントは無事終了。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
【えとせとら・ファンの方から贈り物】
ご来場いただいたファンの方から、「インジャン・ジョー」プラレールをいただきました。前回11月運転日にインジャン・ジョーを修復している場面を見て、ご自身の3Dプリンターで制作されたそうです。人のフィギュアも乗っていて、かわいい、、、
レストアに携わったメンバー全員大喜びでした。ありがとうございました!